ソーラシミュレーションSOLAR SIMULATION
ソーラシミュレータで太陽光応用開発をサポート
太陽から地球に到達する太陽光は多くの再生可能エネルギーや生物の生命活動の源となります。太陽光発電・太陽熱発電を始めとする再生可能エネルギーの利用は近年盛んでおり、人工的に擬似太陽光装置(ソーラシミュレータ)はその太陽光応用の開発には必要不可欠な存在であります。また、エネルギー転換以外では宇宙開発、バイオ、自動車関連測定、植物栽培などの領域においても太陽光をシミュレーションする光環境の必要性もますます高まっています。ラヴィ・システムズのスタッフは長年ソーラシミュレーションに従事した経験を活かし、さまざまな用途に最適なソーラシミュレーション(疑似太陽光環境)を提供します。
Solar Power太陽光発電
ソーラセル・ソーラパネル測定用標準光源
(JIS/IEC/ASTM基準に準じたソーラシミュレータ)を提供します。
主に
JIS C 8904-9 太陽電池デバイス第9部:ソーラシミュレータの性能要求事項及びIEC 60904-9, Photovoltaic devices - Part 9: Solar simulator performance requirementsを基準にしています。
どの基準も下記3つの項目より光源(ソーラシミュレータ)の性能を評価します。
- 1) スペクトル合致度 (Spectral match)
- 2) 放射照度場所ムラ (Spatial non-uniformity of irradiance)
- 3) 放射照度時間変動率 (Temporal instability)
例として、IEC 60904-9 Ed3は下記のように規定しています。
ソーラセル特性測定システム
Table 3 - Definition of solar simulator classifications
Classifications | Spectral match to all intervals specified in Table 1 or Table 2 | Spatial nonーuniformity of irradiance % |
Temporal instability | |
---|---|---|---|---|
Short term instability of irradiance STI % |
Long term instability of irradiance LTI % |
|||
A+ | 0.875 to 1.125 | 1 | 0.25 | 1 |
A | 0.75 to 1.25 | 2 | 0.5 | 2 |
B | 0.6 to 1.4 | 5 | 2 | 5 |
C | 0.4 to 2.0 | 10 | 10 | 10 |
*IEC 60904-9 Edition 3.0 2020-09より引用
Space Development宇宙開発
人工衛星ソーラパネル測定用ソーラシミュレータ
(有効照射面積1.5m x 2m)
センサー測定用高平行光ソーラシミュレータ
Automotive Technology自動車測定
自動運転関連センサー・カメラ・LiDARなど
測定用光源
ヘッドライト、
カメラ測定用高平行光ソーラシミュレータ
Bio Technologyバイオ・植物栽培
SPF用ソーラシミュレータ
(UVソーラシミュレータ)
植物栽培用可視光光源・ソーラシミュレータ
&温調装置